コロナで消毒をしっかりするようになった2020年は子どもの感染症の報告がかなり少なかったですが、2021年はそのせいで免疫を持っていない子が多いのか、例年だと流行らない時期に感染症が流行しましたね。
そんな次男も、世の中の流行にのって手足口病に感染しました。幸いなことに熱もそこまで上がらず、飲食も普通にでき、悪化しなかったのですが、私も一緒に感染してしまいました。そんな体験談です。
手足口病は夏季に流行し、7月にピークを迎えるウイルス性の感染症です。その名の通り、手・足・口に赤い発疹ができます。口に発疹ができると、ものを飲み込むときに痛みを感じる場合があり、ご飯が食べられない場合は点滴の可能性もあります。原因ウイルスは複数の種類があるので何度も感染することだってあり得ます。感染するのはほとんど未就学児ですが、まれに大人にも感染します。
初日
仕事をしていると、保育園から発熱のためお迎え要請がありました。 熱は37度後半~38度前半 。病院でウィルス検査のため指先から血をとって調べてもらうと、何らかのウイルスが体内にあることを示す数値が出ましたが、そこまで高くないので、数日で回復するでしょう、という診断結果でした。
本人もとても元気ですし、この日は特に気にすることなく過ごしました。
2日目
朝起きるとまだ熱は37度後半~38度前半でした。
朝ウンチが出たのでおむつを替えようとおしりを見ると、直径7㎜程のぽつぽつがおしり全体に出ていました。
あれ?ウンチでかぶれちゃったかな?
とその時は特に気にせずオムツ交換。
夕方、手足に発疹がかなりできたので不安に思った主人が病院へ連れて行ってくれました。結果は手足口病。おしりの発疹も手足口病の発疹だったようです。
次男は、よだれはほとんど出ていなかったのですが、この日からよだれが気になるようになりました。これも症状の一つよようです。
3日目
この日になると熱も下がりました。相変わらず発疹は出たままですが、手足口病の場合、熱が下がれば登園OKと診断してくれるお医者さんがほとんどです。
ただ、いくら登園OKとはいえ、1週間ほどは唾液と一緒にウイルスが排出されますし、1ヶ月程度はウンチにウイルスがついているので、手洗い消毒必須です。
さて、子どもが感染症にかかった、といって私は何か対策できたでしょうか。いやしていませんでした。この時次男はまだ卒乳していませんでしたし、ママにくっついてきて、べったり鼻水・よだれを残していってくれます。
それにこれまで長男がかかった風邪や感染症にうつったこともほとんどなく、手足口病は大人にはうつらないと思っていました。
が、次男の発熱2日目です。
朝からなんとなく体がだるい、のどがイガイガする症状がありました。でもそこまで大したつらさではなかったので、その日も普通通りに過ごしていたのですが、夜には熱が38度前半まで上がりました。少しはコロナを疑い、ちょっと怖かったです。
翌日
相変わらず体はだるくて喉は痛い、熱もある。寒くなったから風邪でも引いたのかしら、と思っていると、お昼過ぎから足の指先に若干違和感を覚えるようになりました。手が水に触れるとやっぱり違和感があります。
さらに翌日
足の裏、手のひらに発疹が出てきました。手足口病だと確信しました。
この時には歩くたびに足の裏に違和感です。例えるなら、足の裏全体を蚊に刺されたような感じです。体重がかかるたび、少しかゆいような、ちょっと痛いような、そんな違和感があります。
手の方は水に触れると違和感です。お風呂の時が半端なかったです。
また、のどの痛みがピークになりました。呑み込めないほどではありませんでしたが、ものを飲み込むたびに痛みを感じます。オレンジを飲み込むときは、あまりの痛さに悶絶しました。こういう時にすっぱいものは厳禁だったようです💦
その後
手の違和感はすぐに収まったのですが、足の方は1週間ほど続きました。歩くたびにつらかったです。
幸いにも熱は3日目には下がり、問題なく日常を過ごすことができました。
でもこれだけではありませんでした。
発熱から約1ヶ月後。
発疹の場所の皮がめくれてくるのです。。。これが地味に嫌でした。。。
まさか、私も手足口病になるとは本当にびっくりの体験でした。大人がかかると重症化しやすく、中には歩けなくなる人もいるようです。子どもの病気と侮ることなかれ。自分も体調不良になってしまうと子供のお世話もままならなくなります。子どもが体調を崩したらしっかり感染対策しながら看病するのが鉄則だと改めて気づかされる1件でした。